記念すべき100回目の投稿です。
以前、頭で考えて吹くことの大切さの話をしたのでその続きを・・・
先日、とある楽団(上吹ではございません)の指揮者から合奏中に「好き勝手に吹いても合奏は成立しない、頭でもっと考えて吹いてほしい。」とご注意がありました。
指揮者は「目は未来を見て、手は今現在動かし、耳は過去を聴く、この一連の作業の繰り返しが演奏なのです。」と続けました。
私は、その瞬間「あ!私が以前言いたかったのはこの事だ!」ととても共感しました。
私が出来ていることではもちろんありませんが、結果目指しているのはこの能力を持続させるということのほかありません。また、言い方は違えども別府先生をはじめどの指導者もこのことを演奏者に伝えようとしているといつも感じるのです。シンプルにするとこの言葉になると思いました。
言い換えると
①楽譜の音を出す前に読み頭で理解する(未来を脳中で予測して準備する)
②音を出すためにキーやバルブを操作する(今、この瞬間に脳の指示による動作)
③息を吹き込み現実に鳴った音を反省する(発生した結果を脳が聴き動作の修正を行う)
この脳の働きが連続して継続することにより、演奏が成り立つということです。
脳の活動全開にしないと追いつくわけがありません^^;
結果、頭で考えて吹かなきゃだめだってことなんですね。(考えて吹く)
余計なことを考えずに集中するには基礎的な動作や操作だけは体にしみこませることが必要なのです。(考えなくても吹ける)
まさに、頭で考える演奏をする以前(基礎的な練習)があるということです。
基礎練習恐るべし!!ですね
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